いつも以上に人権の大切さを考えよう〜鳥取県の取り組み「部落解放月間」7/10から8/9まで〜
鳥取県では、7月10日から8月9日までを「部落解放月間」と定め、県民ひとりひとりに同和問題についての正しい理解と認識を深めていただくことを目的とした取り組みをしています。講演会・ポスター掲示・研修会などさまざまな取り組みがなされます。
わたしたちは、日頃から人を大切にすること(めざす生徒像「あ!かもがわ」の「わ」かりあい人を大切にする生徒)を意識した学校生活を送っていますが、この期間は、いつも以上に人権の大切さについて考え、自分にとっても、周りの人にとっても、生活しやすい居心地のよい関係を築くきっかけにしたいと思っています。
そこで、本日、6限後、全校集会を開催し、人権教育主任から「部落解放月間の説明」と「この期間に鴨川中学校として取り組むことの説明」、そして、「生徒会長からの話」がありました。
取り組みの柱は、次の3点です。
①人権ワッペンの着用
②KJM(鴨川人権ミーティング)
*各クラスで人権についての学習をする。
③人権作文
*話し合いを通して気づいたこと、自分自身の体験から気づいたことなど人権問題について、真剣に考えたことを自分の言葉で書く。
生徒会長からは、次のような話(一部抜粋)が全校生徒に向けてありました。
今年の生徒会スローガンは「進取果環」です。全校生徒が気持ちよく生活するためにひとりひとりが相手を思いやる意識や人権意識を高めることが、スローガンの「環」に込めた「輪になってつながり合う」ということにつながると思います。取り組みの一つである人権作文では、日頃の学校生活を見つめ直し、学級や全校に共有することができます。普段心の中にしまっている思いや気づきを伝えあえたらいいなと思います。
生徒会スローガン「進取果環」の実現に向けて、鴨中生徒・先生の全員が人権意識をより一層高める期間にしましょう。
このように学校で全校集会で話をし、取り組みを予定しています。保護者のみなさま、ご家庭でもお子さまを含めて人権について話し合う機会をつくっていただきたいです。
今年度、人権についての学習をこれまでも取り組んでいますし、この期間もより一層取り組みます。そして、その後も1年を通して学習に取り組み深めていきます。
9月の参観日では、人権学習を参観していただく予定です。是非、おいでください。